数年前、日本でシーシャが大流行しましたが、シーシャを吸ったことのない方もまだまだいらっしゃると思います。
今からシーシャを始めようと思っている方や興味がある方、特に若い方は一度は気になったことがあるのではないでしょうか。
今回は、今さら聞けない質問
「シーシャは何歳から喫煙可能なのか?」
「そもそも年齢制限ってあるのか?」
「日本以外の国には年齢制限があるのか」
をご紹介しようと思います。
目次
日本では何歳から使用できる?
たばこ
皆さんご存知だと思われますが、たばこは20歳にならないと使用してはいけません。
成人年齢が18歳に引き下げられましたが、たばこに関する年齢制限は20歳のまま維持されています。
ちなみにこの法律は1900年から施行されており、124年の長い歴史があります。
124年間変わっていないため今後も喫煙可能年齢が引き下げられることはなさそうですね。
二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律(e-Gov法令検索)
アルコール
こちらも皆さんご存知の通り20歳にならないと飲んではいけません。
この法律も1922年から施行されており、たばこと同じく長い歴史があります。
二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律(e-Gov法令検索)
シーシャ
ではシーシャは何歳から使用できるのでしょうか。
シーシャもたばこ、アルコールと同じく「20歳」になるまで使用できません。
シーシャは、水パイプと言われる喫煙器具を利用して喫煙します。
法律上、パイプたばこに該当するため、れっきとしたたばこと分類されます。
そのため、たとえノンニコチンフレーバーを使っていたとしても喫煙してはいけません。
またシーシャのお店は「喫煙目的店」となり、シーシャの使用だけでなく、入店も禁止されています。
間違って入店しないようにしましょう。
たばこの種類(日本たばこ産業)
健康・医療受動喫煙対策(厚生労働省)
世界各国との比較
アメリカ
喫煙できる年齢は各州で18歳~21歳の制限となっています。
購入可能年齢は2019年に18歳から21歳に引き上げる法案が成立し、21歳からとなっています。
喫煙できる年齢と購入できる年齢が異なることが日本にはない特徴です。
シーシャもたばこと同様の年齢制限がありますが、各州で異なりますので注意が必要です。
韓国
韓国では19歳になる年の1月1日から喫煙可能となっています。
シーシャも同様の法が適用されています。
EU諸国
購入制限は、16歳~18歳で国によって異なります。
日本のように法律で喫煙可能な年齢を定めている国は少なく、「〇歳未満には、販売してはいけない」というふうに販売のみを禁止にしている国が多いです。
海外旅行で吸ってもいいの?
日本から海外へ行く場合
旅行などで海外へ行く機会もあるかと思います。
シーシャだけでなく、たばこ、アルコールなど日本の法律が適用されます。
ですので、20歳未満の方は決して使用しないように気を付けてください。
海外から日本へ来る場合
外国人が自国から日本へ来た際は、たとえ自国で喫煙可能年齢に達していても日本の法律が適用されます。
20歳未満であれば、喫煙は違法行為となります。
喫煙目的店を運営している方は、外国人に対しても年齢確認を行う必要があります。
まとめ
20歳未満でシーシャに興味がある方もいるかと思います。
20歳になるまでは、決して喫煙しないようにしましょう。
シーシャについて詳しくなることは悪いことではありません。
健康上のリスクなどをよく学んだうえで20歳になってから楽しむようにしましょう。